my shinning star's

とある方への感謝の想いを書き綴ります。

7orderがもたらしてくれた夏とこれから。

暑い夏も終わり、あっという間に豪雨の秋。何て洒落をいってる場合じゃないくらいに雨が降る昨今です。
熱い熱い夏だった7orderの東京、神戸の両公演も終わりました。

結局、公演に1回とlive配信の計2回観ることが出来ました。生で観ることが出来た幸せに感謝しつつ、まずは7人とも舞台で揃ってみることが出来た。これが何よりも幸せな事なのだなと気付かされたこの1年の空白期間だったのだなとも思わされる日々でした。
本当に皆さんお疲れさまでした。

ということでああでもないこうでもないと書いては消してを繰り返した(その間にも色んな界隈で色んな事が起こって怒ってたのですがそれはまた別に。)結果、こんな感想になりました。的なものを残しておこうと思います。

毎度ですが書き殴ってますので表現の荒いところは申し訳ないです。と最初に謝罪をしておきます。


まずは舞台を振り返って。
あらすじは大まかにこんな感じの認識です。

ケンタロウが仲間を増やしていき、皆で共に戦うことを選んでいった。戦う方法はそれぞれの長所がいかせるバンド。ただ、いざ戦おうとすると自分だけは何もないと思ったケンタロウ。それなら仲間を出し抜いたフリをしてたった一人で権力へ立ち向かおうとした。
だけど実際その場に立ったら裏切り者と呼ばれず、意外と皆受け入れてその上で改めて皆で戦う道を選んだ。


超ざっくりこんな話で、前後の脈略がない気がするのは、伝える能力のない僕のせいということにしてください。

こんな内容だったという認識ですが、これは皆好きですよね~ってなる内容でした。ここにいる人たいてい好きなんだもの、Love-tuneが。

物凄く悲しい終わり方をした出来事から早くも1年経とうとしてる最中、こんな話を持ってこられたらきっと舞台上とリンクさせながら見ちゃうんだろうし、演出上もそう見せたかったんだろうなと思う場面がどことなく。
周りに涙を流しながら見ている人もいて、そりゃ悲しかったもんね…。とちょっと遠い懐かしい思い出に浸りました。
だから称賛が沸くのも仕方ないんだろうなと思います。

一方で、7orderとしてお初にご覧になられた方にはこのグループとは何ぞやというところが分かりやすくてよかったんじゃないかと思います。バンド始めた理由が曖昧なのも、そもそも前世でこのメンバーでバンド始めたのって前世の中では隙間産業的に始めたんでしょ?ってくらいになんでだか分からなくない?という質問と同義かなと思うので、突っ込むのは止めときます。


で、ここからは個人としての感想。
さすが7orderというだけあって、皆自分が注文された料理はきちんと調理できる人たちが揃っていました。こんな舞台が観れる幸せと彼らにはこれからも色んなところで羽ばたいて欲しいなと思う一方で、やっぱりこういう場で一番美味しいのは安井くんだよね。っていうのが最初に出てきました。

全員紹介の為のストーリーなので、凸凹が出ないように慎重に作ったんだろうなとは思います。でも、一番目立って美味しいのは安井くん。これはこれまでもこれからもずっと変わらんのだろうなと感じちゃうところでありました。

今までも散々言及しているとおり、このグループは安井くんセレクトで選んだんだろうなと(勝手に)思っていたので、この物語もスッとストーリーが入ってきましたし、安井くんを聖人に見れるからこそ、最後の裏切りがあの時だよね。と言えるんだろうと思いますが、それは安井くんを好意的に見てるから。


他の6人のファンなり、フラットな感情で見てる人にも安井くんがトップっていうメッセージが強く伝わってしまったのでは?と思いました。
やっぱりどこにいっても最後に美味しいところは安井くん。って思われるのは良いこともある一方で、思うところが沢山出ちゃうのはこの贅沢なメンバー構成ならではの悩みってことにしておきましょう。

個人的な思いとして敢えて序列をつけるなら、"キャー"ポイントを稼げる顕嵐くんを何のためにトラジャから引っ張り出したんだ!ということで、ドンとセンターに座らせるのも一策(今回の役はキャラクターに合ってない役なのに確りこなす辺りやっぱり俳優 阿部顕嵐の伸び代しか感じませんでした。)ですが、「ここグリ」で完全に花開いたながつでも、どんなポジションでも確りハマる萩ちゃん、お笑いやらずに大真面目に勝負に出て欲しいモロ、演技の幅が広くどんな役でもっていうさなじぃ、風貌とのギャップが強くて演技でも引き込める美勇人くん…。


と並べれば、改めてではありますが全員主役が出来る人たちなんですよね。何かそういう人たちが結果的にゴール前には立たずに引き立て役に回るみたいな舞台は勿体無いというか。まあ確かにそれぞれが魅せる方向が違うだけにそれぞれに合ったものを提供できる、そんな1つの舞台なんかないでしょうし。
例えば、番手で主役食うのを観ている。それも面白いんでしょうけど、この7人だけの舞台でその瞬間を楽しむのもまた違うし。という変なジレンマしか感じませんでした。


後述する2幕も同様ですが、誰をセンターにして売りたいのか。アイドルしたいのかバンドとして評価を得たいのか。
「歌って、踊って、バンドして」というのは7orderらしさ!という受け入れられ方をするための売り込み方は前途多難だろうなと思う時間でした。


ということで、個人的にとりあえず舞台第2弾は考えものだなと。
最初から序列つけてくれるならまだしも全員主役は観づらいかな…なんて思ってます。
そういう意味では、美勇人くんのスピンオフは大賛成。きっと今回一番アクスタ売れた人が単独やろうとかそんなノリ(そんなノリでやってほしくはないのですが…)で決まったのでしょうけど、確りと脇を固めて魅せる舞台をみたい思いです。


そして、大切な第2幕。
大好きなアイドルがそこにいました。
どの曲もちょっと甘めのアイドルソング寄りバンド曲。本人たちだけで創ったのも、創っていただいたのもまあ入りやすいところに収まってまずは良かったなと。

正直、楽曲の製作陣はそう簡単に上がらないと思ってます。暫くは自主製作でも仕方がない。今までのコネクションは基本使えない。その中で自分達らしい曲を作ってくれる人に出会うというのは結構なハードルだと思います。
色んな曲に触れて欲しい。といっても今までの活動範囲からで出会える人には限界がある。となるとライブハウスなり対バンなりで広げてくしかないんですよね…。でもそれをするイメージもなく。これもジレンマですよね。

そういう覚悟があってやっているってところがあるから応援したくなる気持ちは溢れてくるんですけどね。


Love-tuneというアイドルを追っていた、7人の事がそれぞれが大好きだからこそ舞台とかはソロ活動でやって来てもらって、それぞれで稼いできたポイントや付けてきた力を7orderというアーティストとしてのパフォーマンスでぶつけて欲しい。
良くも悪くも7人でやるのはバンド中心で良いのかなというのが一番奥底に思ったところかなということですね。
だからこそ第2幕をみて、暫くは付いていけそう。と思えたんだと思います。