my shinning star's

とある方への感謝の想いを書き綴ります。

目的と手段の捉え方は人それぞれ

 

トラジャのアメリカでの活躍が聞こえてくる昨今。覚悟を決めて飛び立った7人へはただただ凄いという感想しか。

ただこういった活躍を目にする度に、この留学は何のために必要なのかが分からなくなるのもまた事実で。これからのトラジャの行く末についてちょっとばかり綴りたくなった今日この頃です。

 

そもそもトラジャの海外進出(という名の米国留学)に対して、基本的にはずっと反対の立場です。

理由はただ1つ。それがトラジャのこれからのジャニーズとしての活動のプラスになる要素があまり多くないと感じるから。

 

トラジャの米国長期滞在について、発表当時もああだこうだと考えてみました。

そもそものスペックが高いトラジャ。もっと高いところへ行けば、更にパフォーマンスも素晴らしくなって帰ってくる。その一方、その数ヶ月前に観たジャニーズ伝説のイメージが抜けない、そんな印象でした。

 

こんな不安は間違っており、実際には世界はネットで繋がっているという数十年の間の技術革新により、トラジャというグループの更なる未開の地への旅路を応援することが出来る。そんな未来によって前向きな取り組みを見続けられています。

 

では、世界でも有数のクラスに上り詰めているという結果を持ってきたトラジャの今後の活動はどうなるのか。

正直、この問いはまだ出ていないのだと思っています。なぜなら、今回の留学の根本の目的は事務所側が足りないと思った人気を付ける策として留学をさせて、箔が付けば、人気を付けられるという発想からきていると思っていて、本当に人気が付いてくるのかという答えがどうやって得られるのかが疑問符が付くからです。

 

日本の芸能界、というか日本人は基本的に世界で活躍する日本人を尊敬の念で見るし、箔が付く何かに対して弱いものだと思っています。

そういった意味では今回のトラジャに箔を付けに行く為の行程はある意味成功に進みつつあると思っています。

 

一方で世界一という結果を手にしてはいなくとも、日本には素晴らしいダンサーの方々がいて(三浦大知さんやPerfumeさんが最たる例かと…とここまで書いて何かで受賞されていたら申し訳ないのですが。)、その方々は日本で活動していても、世界に感動を呼べるし、ムーブメントを起こせる存在です。

そこまでのポジションにはなれないから箔を付けに行った。という戦略なのだと考えると、それはちょっと違うだろと突っ込みたくなります。

特にアイドル界隈において、箔がどこまで重要なのかは甚だ疑問です。何故ならアイドルという壁が全てを阻むから。

 

これはどのグループに対しても言えることですが、アーティストとしてみたい。とファンが幾ら思おうとも、また見てほしいと願おうともジャニーズ事務所に所属する以上、色眼鏡が入るのは仕方がなく、逆に大手だからこそ山のようにチャンスが巡ってくるのも事実です。

その一方、幾ら凄まじい成果を残そうともアイドルだからという色眼鏡が入ることで、評価が入らない。そんなことも間々あります。

その状況下からアイドルは基本的には色眼鏡を持たない層からの杯の奪い合いがベースです。

 

では、今回の結果を受けて、世界でトップ10に入るから凄いから応援しよう!ってなる人がどれだけいるのか。

ある意味で日本人らしい心で動いてきて、新たにトラジャのファンになって貰えるのなら、それはそれで喜ばしいことですが、正直、トラジャが日本でコツコツ積み上げてきた実績以上のとんでもない波及効果は生まれないのでは?と思ってしまいます。

と考えると、本当に本人達のために考えてやった行動なのかを引き続き疑問を呈し続けたいです。

 

本人たちの頑張りは凄まじいものだし、自分達の楽曲で世界を渡り歩けるという力強さは百も承知です。かといって、この実績を付ければ日本の芸能界(アイドル界)で戦えるね。と言える事務所の方がいるなら、ちょっと表に出てこいっていう話だと思います。

 

一方、その間の国内で事務所は毎年コンスタントにドラマ主演やCMが回ってくるHiHiと美 少年、各々の得意分野を中心にテレビ出演のきっかけを掴む7MEN、忍者。強化週間に明らかに入ったIMPACTorsと古来のジャニーズらしい推し方を進めるグループが多数出ています。彼らとの差別化は箔で語る。となると、彼らは何の箔を付けないといけなくなるのでしょうか。

デビュー組は、ちゃんとYouTubeを断らずに…既存客以外の取得きっかけとしたYouTubeチャンネルで成果を残しました。結果としてその後のデビュー組には数字に拘らせられる上客を掴んできたことは事実ですが、世の中への浸透度は数字ほどではないのかと感じる今日この頃。打破する策として生んだ策が箔だとすると、この箔をつければ、ミリオンセラーを生み、現在の序列を全てひっくり返すのでしょうか。

 

スノストトララブ時代を思いっきり楽しませて貰ったものとしては、ここまで4グループの行く末が変わる未来は考えていなかったですし、特に最後までメジャーデビューを待たされているトラジャはもっと早く世に出るべきグループだと思っています。例えそれがスノストほどの結果が出ずとも10年先にどうなるかという長期スパンで見てあげるべきタイプだと思いますし、何より論功行賞じゃないデビューを掴ませてあげたいとずっと思っています。

今回の箔付けを経てデビューさせて、現体制の手柄とされるのは、上記の考え方からどうにも納得がいかないし、何が足りないのかを問い続ける旅路の難しさを感じているからこそ、幸せなゴールを迎え、トラジャの米国留学が決まった時と同じようにこんな考えが邪推だったなと思わせて貰う日が近いことを祈るばかりです。

 

少年忍者の現在地とこれから

久々にTwitterで書ききれない程の壁打ちをしたくなったので開いてみました。

タイトルの通り、少年忍者です。
今、最もどうしたいのかが分からないグループ。これぞ現在のジャニーズjr.の迷走の縮図だと思いつつ、ちょっと書き連ねてみています。
結論も何も出ていないです。ただ、緩く皇輝くんを応援してるくらいの状況下で思うことを書いてます。
ここからは壁打ち用かつ、行ったりきたりで読みにくさMAX、かつ完全に語尾も荒いです。



少年忍者ってファンの中でも大荒れしてるんだな。まあ、仕方ないなと思いつつ、ちょっと忍者について思っていることを。

正直、顔が良いんだからそれを使うくらいの腹積もりで動けば良いのにって子が何人かいるっていうのがずっと思っていて。良い意味でビジュ担当って開き直るくらいの勇気が持てないと。これなら出来るっていう秀でている物が多くない現状なら尚更。

それなら行動の軽さとかはあっても、ビジュアルというスペックが他と比べて何かしらで上回っているだけで仕事は回ってくるし、それが結果としてジャニーズの顔として立てるのならばそれで良いかと。


品行方正だけなメンバー(今の5なんてその気配しかない)では無難過ぎて誰にも響かない。だから8の方が人気があるように見えて、事務所との無駄な攻防になる。9は…うん、頑張れ。
ドラゴン桜なんて良い例。意外と演技は出来ていたかもって思われるくらいで丁度いい。でもやらせたならゴリ押しだろうが何だろうがすぐに似たような仕事を回すのが義務だし、結果としてあれをもってどう成長したかが今、見えてこないのは残念過ぎる。事務所主導映画で良くできたって褒めても何の意味もなくて。
確かに仕事の態度は部活もどきの子とそれ以外の腹括っている子といるけど、仲良しこよしで組んでりゃそうなる。

そういう意味で顔以外でのスペックが高い、外でやれる能力があるって言い切れるのは織山くんのダンスと北川くんの歌と皇輝くんの賢さとトーク回し力くらい。多分これでも甘いって言われそうだけど。
他の子は誰かに今の座を奪われても文句は言えない。


その上で22が多いのはやっぱり事実。そして5,8,9の状況に満足している子も多過ぎて。どうせなら5にならないと。いつまでも小さい子のグループの延長戦だと思ってもいけないし、思われても負けだし。
浮所くん、那須くんと同い年だっているんだから。何かしらで張り合うつもりじゃないと。

多分、YouTubeを22人で始めさせたから、減らすのもな…とか過去の連動が…とかで切りづらくなっているのが今の事務所の手立てがない残念な状況を生んでいて。そういう意味じゃYouTubeはただの悪手。裁きを遅くしてるだけ。

最近は20代になってからのデビューが多いし、どうも忍者はちびっ子のイメージが強いから、例えば19年組と比べたくなるけど、歴は倍以上。差を見せてくれないと。
これは忍者に限らず他のグループも言えるけど、のんびり成長を待ちましょうって言っていると、契約期限の歳になるよ。そもそも半数くらいは高校卒業してるんだから、尻に火が付いてるよっていう。


その上で、個人的には、技術を持つ子達と顔が出来てる子で組んでデビューさせるならさっさとさせちゃえば良い派。 グループだって解体しちゃっても構わない。
そりゃジャニーズ背負うんだから売れてくれる線のグループを常に作る気でいてくれないと。

これは多分やらせればどうにかなる子は多いのは知ってるっていう前提で、個人的にはソツなくこなせる子がどちらかというと好み。チャンスが来ない子は不憫に思うけど、正直もうちょい目に見えて頑張れば良いのにって子が多いし、来たことをソツなくこなせることも必要だけど、来るように振る舞ってないからヤル気ないように見えちゃうんだろうなとも。


それに踊れなかろうが歌えなかろうが、仕事として請け負ったのなら、メンバーは友達ではなく仕事仲間。アイドル活動は部活動ではない。部活なんだけどね。
本当の優しさは違うんだろうけれど、それくらい割りきれる人でないと。

皇輝くんと織山くんの絶妙に仲良くなさそうな感じなんて価値観から全て違ってってことだろうけれど、それでもグループでやれるのは今横にいて、一緒に進まざるを得ないから。それを割りきらないと一歩先に進めないって解るズル賢さは欲しい。
何て思うのも、過去デビューまで辿り着けない諸先輩方を見てるからなおのこともどかしい人が多くて。


例えば、islandTV1つでもちゃんとコンスタントに上げれることも才能。例えそれがファンへの媚売りであろうとそれが出来る才があるだけまだマシ。個人的にはパフォーマンスやアイドルのプライベート切り売りは全く連動性が皆無だからやりたい人がやれば良いけど、号令が掛かったら上げるとかくらいはね。
で、やった自担がいる限りは良いところは褒めてあげないと。

後、別に外で流出させても自分の責任って割り切れるなら遊んだって構わない。実際遊び人でもデビューはしてるわけだから。それにそれくらいの方が惹き付ける魅力を出せるかもと言われたら、品行方正くんよりは。
ただ、それならやることはやって。大学の一軍サークルかのごとく、内輪で誉め合うだけじゃなく、外野を黙らせるだけの立ち回りの上手さ+αを求めたい。もう高卒が多くなっているし、それくらいは分かるよね。


ただ、事務所も会社として契約してるのなら、各々とどこがダメでこうなってるってちゃんと面談するくらいしても良いかと。芸能界のトップに立つなら自分でどうにかしないとっていうのは正しく。ただ、明らかに伸び悩んでいる子とか使い方を分かっていない子をそのままにするのは毎度ながら責任放棄で。
それで変わらないなら仕方ないけれど。


ということで、せっかく再編し直すなら、皇輝くん、北川くん、織山くん辺りをベースにもしくはこの三人をトップにして競わせるなんていかがでしょうか?
多分、各々にメンバーをドラフトさせると面白いメンバーが集まりそうな気がするんだけどな。
その時にいつも一方通行になっている愛が目に見えてしまうのは悲しいけれど、それを割りきって仕事として出来るプロたち3人は引っ張れる素養はあるし、特に上手くいってほしい。

あの日から1年と…

数日が経ってしまっていました。
あの日とは2018年11月30日。きっと史上初であろうジャニーズjr.グループとしての退所通知が流された日です。

個々に退所について宣言されることは稀で、しかも目に見えて分かるように干されていく様子を観てきたのですが、メンバー全員で辞めていった(改編期までラジオが残っていた安井くんは期限付きの所属…これも改めて考えると異様な宣言ですよね。)あの日、皆がどこに辿り着くのだろうかという漠然とした不安と大好きな人たちがジャニーズという世界から消えてしまう悲しさにお酒をコンビニで買って一口呑んだら泣きながら潰れていた…なんていう日から1年。

今、お読みいただいている方々はこの1年いかがでしたでしょうか?

この1年で彼らの見れる環境や景色はかなり様変わりしたのかなとも思います。ファンだった人も様々な道へ進み、ジャニーズjr.やデビュー組といった前事務所の虜になり続けたままの人、彼らから離れていく人やそもそも数ヶ月の間に想い出を上手に終い籠めた人、彼らの活動を見るうちに思い描いた通りじゃなくて離れていった人などなど。

かくいう自分も相変わらずジャニーズアイドルのキラキラ感を楽しんでいますし、彼らに託した夢の存在を迷うこともあったりはします。

12/2に開催された(大阪では4日ですね。)7noieeeeeee!は、きっと彼らからの1年間のまとめ。という感じのイベントだと認識したので、ポツポツとネタバレ的要素が出てくるかも知れませんが、大枠でこの1年を振り返ってみたいなと思います。


この1年、舞台に番組収録にイベントにと思ってた以上に色々な登場の仕方をしてくれた彼ら。美勇人くんのradical partyで単独での舞台出演も6人目。事務所の人も仕事の割り振り上手だなと思いながらも、以前から個人の仕事で確りと客を引き寄せてきた彼らによるどんなorderにも応えられる信頼の高さがここまでに繋がっているのだろうなと思います。
来年以降も既に決まっている舞台も含めて、表現者としての彼らの底知れない魅力に期待しかないです。


そんな7人での合作が舞台「7ORDER」。ただそれぞれがやりたいことを詰め込みつつ、本当にやりたいことは何かという疑問も呈された、そんな気がしています。
正直、第2弾と言われると構えてしまう気もしますし、7人だから出来ること、7人でやりたいことは何なのだろうという思いに駆られたのもありました。

でもそれを正解だと思って見せてくれたのであれば、それを受け止め考える必要があるのではないかと。何せ試行錯誤しながら最適解を出してくれる彼ら。次は今よりも良いものが見れるはず。なんていうのはちょっと子供過ぎる期待の仕方ですかね。でもそれだけ期待を常にし続けてしまう存在に魅了されたら仕方ないのかもしれないですね。


そして、昨日のファンミーティングでもコーナーになっていましたが、ここの得意分野を伸ばしていく会。安井くんはラジオでしたね。企画募集の段階から少し感慨深くなってはいましたが、どちらかというとこれまでのイベントでは過去を引っ張り出してくる事がなかった彼ら。芸能の世界はそういうところが難しいよなと思いつつも、求めている自分が常にいました。
安井くんが本当にやりたいことをやって欲しいと願う中で、生に強いっていう言葉や声被りの禁止など本気のアドバイスをする姿。これだよなーと思いながら見てて懐かしい気持ちと優斗くんとの3年間を決してなかったことにしていなかったことが一番嬉しかったりしました。


そして7人に一番やって欲しいもの。音楽。
それぞれの分野で活躍する彼らが一番自分達として魅せられるのが7人でのアイドル活動。きっとそう思えたから彼らは7人で飛び出たんだろうなと思っていますし、そう信じています。

アイドル活動において一番必要なのは曲だろうと思います。持ち曲が少ないこと、CDなり配信なりをしない現状、折角外に出たのだから今までにやってこなかったことをやって欲しいっていう思い…正直この分野に関しては進みがゆっくりだなという気もします。

ただ今ある世間での人気曲をカバーする姿が欲しいかと言われるとそうでもないのかなと。彼らの求める7ORDERの音楽像が出来てくればそれで良いのだろうと思います。
特に昨日のカラオケで「恋」を歌っている姿を観て、勿論楽しそうではあった一方でやっぱり自分達の曲を歌う彼らの方が格好いいよなって思えちゃったりもしました。

結果的に多芸なさなじぃに音楽面を頼らざるを得ない楽曲活動でクオリティを一定に保っている現状は、事務所に残って創って貰った(宛がわれた)曲を歌う以上の経験を得ていますし、これから先プロデュースされていく未来が来たときにも幅広く曲を歌える。そんな期待を出来る1年とみてみたいなと感じています。
(結局2代目が現代風にカッコよくプロデュースしようって言ったって、そもそものレベルに合わせたものじゃないとカッコよくないんだよ!とどこかの歌特番を観ながらテレビの向こう側に思ってしまったわけです。)


アイドルという言葉で色んな方向で活動が進められる期間は歴戦のアイドル達を見ていれば分かる通りそう長くなく、きっと自分が進みたい道を選ぶ未来が近付く最中な20代。そんな中で反旗を翻してでも7人でいることを選んだ彼ら。今しか見れない輝きを楽しめることに感謝しつつ、我が儘なファンは来年、更にアイドル活動をパワーアップしてくれることを期待しちゃいます。

アイドル論、というよりジャニーズアイドル論かも知れない

気が付いたら10月も終わりに近付き、あっという間に冬に近付いてきた今日この頃。

去年の今頃は、心の拠り所はらじらーだけとなっていたのを考えると沢山出費している現状は喜ばしい限りなんでしょうし、先日のイケダン収録の本放送が着々と放送されて歌っている姿をTVで観ていると、わずか一年前には考えられなかった事態なんだなと想いに耽ったりしています。
こうなるとここ二年くらいの彼らのジェットコースターのような動きにこれってゴールはどこなんだっけと思ったりもしながらですが。

さて、近い界隈ではjr.大賞という年一の御祭りが始まっています。来年デビュー組除外なんていう面白ルール(このルールは今後に色々波紋を呼ぶだろうな…と思っています。はっきり言って◯◯ないからでしょ!)を作りながらの楽しげな会で、jr.大賞の若返りなんていう言葉でサクッと終わらせず、横槍を入れたくなって仕方ないですが、清き一票の話はまたどこかで出すとして、今日は7orderさんがインタビューされるこの雑誌の件です。



男性アイドルという括り。これまであまり触れられてきていない世界でした。
認識してる限りではありますが、日本の男性アイドルという歴史は昭和から平成初期にかけて、ジャニーズという一大勢力が他を潰して(と言われてますね。)力を保持していた時代があって、その後アイドル擬きのダンスグループ等が少しずつ路線の違うフリをして居場所を探りながら徐々に間口を広げ、映画を撮ったり劇団化したりすることで勢い付けていく。現在のようにローカルアイドル、地下アイドル等様々な形のアイドルが出てきました。更に海外からも色々なアイドルが来日するようになっていますね。

これらの男性アイドルが出てきた要因はTVという箱以外での活動が世間の目に止まりやすくなったということが挙げられるのかなと思います。本当にSNSって偉大なものですよね。

皆がフラットに選べる環境となった今、アイドルになりたい人が分かりやすく目指し、入所したジャニーズという事務所に拘りを持ち続ける必要がない。それこそよりフレキシブルに動きたいならYouTuberなんてゴールも目指せる。
だからこそデビューをしていようがいまいが、ファン目線で見るとあっさりだと感じるような脱退や退所という選択肢を選ぶことが出来る人が増えたのでしょうし、退所してから自分のやりたい世界を全力で押し出す子も増えてきたなと感じています。

そんな今だからこそ語れる男性アイドル論。というかジャニーズのアイドル論。
正直、女性アイドルに比べると世間から訝しげに見られることが多いですし、そんな男性アイドルを男が応援しているなんていうと尚更です。また、K-POPを中心とした海外アイドルの方が「レベル」が高いなんて言われることも多々あります。
取り急ぎ7ORDERの部分を読んで一気に書き綴りたくなったので、中身との相違はきっとありますが、こんな男性アイドルファンもいるんだなと線引いて貰えればと思います。


そもそもアイドルに何を求めるか。これによってどこが目標となる人を推すかとイコールになるのかなと考えます。
個人的な感覚だと「アイドル=手の届かない存在」なのかなと思います。

正直な話、アイドルに歌やダンス、芝居の力を求めちゃいけないと考えます。
歌が上手であれば勿論良いですし、演技が光輝いていればそれは素晴らしいものです。ただ、アイドルにそれを求めているかというと違う気が。
皆さんがアイドルとして褒め称えているSMAPや嵐は歌が上手いのか。演技がいつ観ても惹かれるものか。だけどそこにいると観てしまうし、心踊る。
そんな存在が個々にいるのがアイドル(偶像)なのかなと思います。

今、目の前で光輝く彼(彼女)は、良くも悪くも何でも屋となってその場で求められているものを確りこなして、周りの人、いや求めてくれる人に憩いの時を与えてくれる。それがアイドルという我々とは違う世界で生きている者の持つ特殊能力なんだと。
その力を持っていれば、後は附属品。アクセサリーは持っていれば輝かせられますが、本人の中からの輝きをより増させるもので元から持つ光って訳じゃないんですよね。


だからこそアイドル事務所の老舗、ジャニーズ事務所でアイドルをやるっていうのは価値があることだと思っています。
ジャニーズ事務所所属である限りは、お客様に対しキラキラしたステージで自分の持っているありったけの力で夢の世界へ誘うことを求められており、ジャニー喜多川という存在はそれができている子を少なくともこれまではデビューさせていた。そんな気がしています。
そしてその目標のためにバックダンサーから少しずつ登り詰めていく姿。良いものですよね。
(だからこそデビューさせないっていう報道が出てた頃は怒りしかなかったですし、デビューの方向性が変わっている令和なタッキーズ事務所に疑問しかないのですが。)

老舗は老舗らしく、なんていうと鰻のタレの如く継ぎ足ししか出来ないのかとなってしまうのですが、それで良いのでは?と思ってしまう自分がいます。
ただでさえイケメンで一生を困らないような顔立ちの方々が、1人の男として貪欲に色んな事に挑戦していくスーパーな若者たちとなってステージ上で燦然と輝く時ほどカッコいいものは無いと思いますし、舞台上の姿以上は語らないカッコ良さがあるんだよな~なんて思っちゃうわけで。

そしてその貪欲な挑戦は、アイドルという言葉でどんな世界にも誘わせてくれます。
アイドルが俳優に挑戦!とか歌に挑戦!なんて言い方しないですもんね。職業・アイドル、最強です。まあ逆にどの世界に行っても本業じゃないならと叩かれてしまうのがアイドル足るものの難しさですが。


勿論、老舗の苦しいところもあります。
ここ数年の流れを見れば顕著なように今までの戦略が通用しなくなったときの弱さや経営の悪手。回転の悪さも目立ちますよね。そんな目に見えての経年劣化がここぞとばかりに出まくっている中での他のアイドル、そして別路線の台頭。
本来あるべき姿になりつつあるとも言えますし、他の方々を悪いと言う気も更々ないです。だってそれぞれが自分達の輝ける場所を求めてキラキラした世界を周りに見せているんですから。

ただ、キャラクターをデフォルメし過ぎず、有りのままの若者たちの姿を見せられるのはトップに君臨するアイドル事務所じゃなきゃ出来ないのかなとも思います。
◯◯キャラっていう括りは掴みとしては分かりやすい一方で、私生活を含め、そのキャラからの呪縛に取りつかれたままになります。
最近のアイドルは私生活も切り売りして自分がいかに求められた存在であるかを誇示してこようとしています。技術の発展はその存在であることを休ませてくれる時間がないっていう厳しい世界だなと。
ただ、キャラクターに取りつかれた姿を見て、ずっと同じように楽しめるかというと本人が辛くなるのをみているのが嫌になってくるのかな…と。無理しないでね、って言わせたら負けな世界だと感じます。
負けないような手の届かない存在であり続けて欲しい今日この頃です。


そんな中アイドル事務所を辞めて、なおアイドルと形容される事を受容してくれているのが7ORDERです。
アイドルでいたくないから辞めた訳じゃない。というところに勝手にアイドル像を持って接していた我々を切り捨てず、バンドや舞台から入ってくるお客様も丁重に取り扱う。
そうやって間口を広げていかないと収束されてしまうし、だからこそ「軸足にアイドルを置いて」各々が色んな活動をしながら、新たな世界を提供してくれるのだと思います。

勿論、ジャニーズ事務所のアイドルとして成功していくのも観ていきたかったですし、今残っている子達から応援したいなと思える子がいるのもあの世界だからこそ観れるものが沢山あるからですが、ジャニーズ事務所のイズムを軸足としたアイドルはどこまで登り詰められるのかっていう別な期待もしてみたくなります。

芸達者だから成功できるわけでもセルフプロデュースが上手だから成功するわけでもない世界。ある意味何が正解かは分からないものですが、正解のない中で正解のパッケージをプロデュース側、演者、ファンの各々が考え続けられる稀有な世界なのかもなとも思えます。

個人的な意見として、そして感覚として、正解だと思った、そして思っているLove-tune~7ORDERの世界軸をこのまま見続けられるっていうのはアイドルを応援する楽しさですよね。歌もダンスもバンドも演技も…未完成な完成品をいつまでも見せ続けて欲しいです。


ここ数年で握手会とか会いに行けるアイドルとかそういう距離を縮める存在となることで、アイドルというものが心身ともに近付いてきてしまいました。
近付くことはもっと知りたいと思わせることという心理的なモノがあるのかも知れませんが、ある時知ってしまって手に入れたくなってしまう。結果、お互いの関係が破綻する。そんな形が目に見えているので、老舗にいた人だからこそ、そして老舗だからこそ心からそうなって欲しくない。あくまでもアイドル(偶像)でいて、ずっと背伸びしても手の届かない世界に居続けて欲しい。手の届かないところなら沢山の刺激をこれからも与え続けて欲しい。なんて思っています。

さて、続きを読みます。

7orderがもたらしてくれた夏とこれから。

暑い夏も終わり、あっという間に豪雨の秋。何て洒落をいってる場合じゃないくらいに雨が降る昨今です。
熱い熱い夏だった7orderの東京、神戸の両公演も終わりました。

結局、公演に1回とlive配信の計2回観ることが出来ました。生で観ることが出来た幸せに感謝しつつ、まずは7人とも舞台で揃ってみることが出来た。これが何よりも幸せな事なのだなと気付かされたこの1年の空白期間だったのだなとも思わされる日々でした。
本当に皆さんお疲れさまでした。

ということでああでもないこうでもないと書いては消してを繰り返した(その間にも色んな界隈で色んな事が起こって怒ってたのですがそれはまた別に。)結果、こんな感想になりました。的なものを残しておこうと思います。

毎度ですが書き殴ってますので表現の荒いところは申し訳ないです。と最初に謝罪をしておきます。


まずは舞台を振り返って。
あらすじは大まかにこんな感じの認識です。

ケンタロウが仲間を増やしていき、皆で共に戦うことを選んでいった。戦う方法はそれぞれの長所がいかせるバンド。ただ、いざ戦おうとすると自分だけは何もないと思ったケンタロウ。それなら仲間を出し抜いたフリをしてたった一人で権力へ立ち向かおうとした。
だけど実際その場に立ったら裏切り者と呼ばれず、意外と皆受け入れてその上で改めて皆で戦う道を選んだ。


超ざっくりこんな話で、前後の脈略がない気がするのは、伝える能力のない僕のせいということにしてください。

こんな内容だったという認識ですが、これは皆好きですよね~ってなる内容でした。ここにいる人たいてい好きなんだもの、Love-tuneが。

物凄く悲しい終わり方をした出来事から早くも1年経とうとしてる最中、こんな話を持ってこられたらきっと舞台上とリンクさせながら見ちゃうんだろうし、演出上もそう見せたかったんだろうなと思う場面がどことなく。
周りに涙を流しながら見ている人もいて、そりゃ悲しかったもんね…。とちょっと遠い懐かしい思い出に浸りました。
だから称賛が沸くのも仕方ないんだろうなと思います。

一方で、7orderとしてお初にご覧になられた方にはこのグループとは何ぞやというところが分かりやすくてよかったんじゃないかと思います。バンド始めた理由が曖昧なのも、そもそも前世でこのメンバーでバンド始めたのって前世の中では隙間産業的に始めたんでしょ?ってくらいになんでだか分からなくない?という質問と同義かなと思うので、突っ込むのは止めときます。


で、ここからは個人としての感想。
さすが7orderというだけあって、皆自分が注文された料理はきちんと調理できる人たちが揃っていました。こんな舞台が観れる幸せと彼らにはこれからも色んなところで羽ばたいて欲しいなと思う一方で、やっぱりこういう場で一番美味しいのは安井くんだよね。っていうのが最初に出てきました。

全員紹介の為のストーリーなので、凸凹が出ないように慎重に作ったんだろうなとは思います。でも、一番目立って美味しいのは安井くん。これはこれまでもこれからもずっと変わらんのだろうなと感じちゃうところでありました。

今までも散々言及しているとおり、このグループは安井くんセレクトで選んだんだろうなと(勝手に)思っていたので、この物語もスッとストーリーが入ってきましたし、安井くんを聖人に見れるからこそ、最後の裏切りがあの時だよね。と言えるんだろうと思いますが、それは安井くんを好意的に見てるから。


他の6人のファンなり、フラットな感情で見てる人にも安井くんがトップっていうメッセージが強く伝わってしまったのでは?と思いました。
やっぱりどこにいっても最後に美味しいところは安井くん。って思われるのは良いこともある一方で、思うところが沢山出ちゃうのはこの贅沢なメンバー構成ならではの悩みってことにしておきましょう。

個人的な思いとして敢えて序列をつけるなら、"キャー"ポイントを稼げる顕嵐くんを何のためにトラジャから引っ張り出したんだ!ということで、ドンとセンターに座らせるのも一策(今回の役はキャラクターに合ってない役なのに確りこなす辺りやっぱり俳優 阿部顕嵐の伸び代しか感じませんでした。)ですが、「ここグリ」で完全に花開いたながつでも、どんなポジションでも確りハマる萩ちゃん、お笑いやらずに大真面目に勝負に出て欲しいモロ、演技の幅が広くどんな役でもっていうさなじぃ、風貌とのギャップが強くて演技でも引き込める美勇人くん…。


と並べれば、改めてではありますが全員主役が出来る人たちなんですよね。何かそういう人たちが結果的にゴール前には立たずに引き立て役に回るみたいな舞台は勿体無いというか。まあ確かにそれぞれが魅せる方向が違うだけにそれぞれに合ったものを提供できる、そんな1つの舞台なんかないでしょうし。
例えば、番手で主役食うのを観ている。それも面白いんでしょうけど、この7人だけの舞台でその瞬間を楽しむのもまた違うし。という変なジレンマしか感じませんでした。


後述する2幕も同様ですが、誰をセンターにして売りたいのか。アイドルしたいのかバンドとして評価を得たいのか。
「歌って、踊って、バンドして」というのは7orderらしさ!という受け入れられ方をするための売り込み方は前途多難だろうなと思う時間でした。


ということで、個人的にとりあえず舞台第2弾は考えものだなと。
最初から序列つけてくれるならまだしも全員主役は観づらいかな…なんて思ってます。
そういう意味では、美勇人くんのスピンオフは大賛成。きっと今回一番アクスタ売れた人が単独やろうとかそんなノリ(そんなノリでやってほしくはないのですが…)で決まったのでしょうけど、確りと脇を固めて魅せる舞台をみたい思いです。


そして、大切な第2幕。
大好きなアイドルがそこにいました。
どの曲もちょっと甘めのアイドルソング寄りバンド曲。本人たちだけで創ったのも、創っていただいたのもまあ入りやすいところに収まってまずは良かったなと。

正直、楽曲の製作陣はそう簡単に上がらないと思ってます。暫くは自主製作でも仕方がない。今までのコネクションは基本使えない。その中で自分達らしい曲を作ってくれる人に出会うというのは結構なハードルだと思います。
色んな曲に触れて欲しい。といっても今までの活動範囲からで出会える人には限界がある。となるとライブハウスなり対バンなりで広げてくしかないんですよね…。でもそれをするイメージもなく。これもジレンマですよね。

そういう覚悟があってやっているってところがあるから応援したくなる気持ちは溢れてくるんですけどね。


Love-tuneというアイドルを追っていた、7人の事がそれぞれが大好きだからこそ舞台とかはソロ活動でやって来てもらって、それぞれで稼いできたポイントや付けてきた力を7orderというアーティストとしてのパフォーマンスでぶつけて欲しい。
良くも悪くも7人でやるのはバンド中心で良いのかなというのが一番奥底に思ったところかなということですね。
だからこそ第2幕をみて、暫くは付いていけそう。と思えたんだと思います。

現体制でジャニーズjr.の出口はどこにあるのかを大真面目に考えてみた件

Love-tuneへの、というより安井くんへの有らん限りの感謝の念を届けたく書いた前回。
あれから3/31に無事、というか何も起こらずにジャニーズ事務所を退所し、7order projectとして7人での活動が戻ってきました。

衝撃だったのは、安井くんが手塩にかけ大切にしていた優斗くんまでもらじらーから降ろしたこと。そりゃ彼が出ていたら安井くんを忘れられないでしょうし、二人まとめて降ろさないと説明しづらいとは思いますが、だからといってこれだけ喋れるようになった人材を少クラのザクッとした仕切りだけ(しかも何故か大昇とのセット売り…)しかさせないなんて勿体無さすぎる!
と言ったらこれだけで数時間は語れる気がするので、これはまた別に。
でも、これだけは。優斗くん頑張れ。君はジャニーズのトップを狙える話芸を目指すんだ!

そして7order projectとしては、正直、バラエティ1本(何の障壁もなくお仕事を頂けた現実に驚きと感謝は物凄くしてます)しか始まっていないことになかなか進まないなと思いつつも、ジャニーズブランドで無い彼らをお触りし放題的な所謂地下アイドルをしている姿をみたくなければそんな扱いで見たくないからこの露出くらいでちょうど良いのかな、なんていうモヤモヤした気分になってしまうことも有ったのですが、Make Happy Orderということで彼らの作る今を全力で楽しんでいる次第です。

ということで、7orderについては舞台を観てまたウダウダと感想を書きたくなったら書くかと思いますが、今日は「ジャニーズからCDデビュー」というフレーズが聞こえてきたので、ジャニーズ事務所におけるデビュー・ジャニーズjr.の出口とは何なのかと改めて考えてみました。

ここまでもかなり長いフリになっている通り、相も変わらず長いので、お付き合い戴ける方は申し訳ございません。



まず始めに、かれこれ10数年はジャニーズjr.の生存競争を観てきた中で今が最もと言い切って良いくらいグループが作られていることは間違いないかと思っています。

今回デビューできた二組は勿論、トラジャやHiHi、美少年、7MEN、少年忍者にjr.SPまでと関東の若手?と言われる辺りだけでもこれだけいて、さらになにわ男子を中心とした関西勢まで。
この数をアイドルとして管理できて平等に推せる事務所がもしあるようなら、そこはきっと天国ですし、100人中99人はその事務所に入ると言うでしょう。

グループ結成は1つの安住地を手に入れた気分になるし、ここで共存しながらグループとして高め合っていくことでデビューが近付く。そんな流れが一般化されてるからこそ増やしているのかなとも思います。


ただ、ここ数年で一番jr.界隈が面白かったのは、キンプリ以外全員ソロ状況だった2014~2015年頃と断言できます。
(当時からトラジャは居ましたがあくまでも舞台だけで、少クラとかでは出番の有無含め結構シビアに個人戦だったイメージで語っています。)

勿論、仲良しこよしでやることは否定しませんし、何ならLove-tuneという箱推し(今はHiHiも箱推ししてるくらいです)をしている時点でそんなこと思ってないじゃないかと言われそうですが、本来あるべきjr.の姿は、「jr.は個人戦」という思いをもって最後は出し抜くくらいの気概を持つべきだと考えます。


何のためにジャニーズ事務所に入所したか。デビューするため。と答えるのであればグループに拘るよりも自分がデビューするのに最短の策を講じるのが正しい振る舞いだと思いますし、同じグループに拘ってチャンスを失うよりは、ここぞのタイミングで勝ち馬に乗るのが一番だと思っています。
ころころグループが変わる子はそれだけスペックがあるもしくは勘の良い子で生き残れる子だと思いますし、今回のデビュー発表で一番上手いことやったのは目黒くんや向井くんで、好い人とドライな一面を両方持ち合わせている一番正しいジャニーズjr.の生き方だなと。

だからこそグループで見られないと評価されにくい今ならば、グループが無い子は寄せ集めでも出来ることを見つけてグループを作り、次へのステップアップを図る。その為の踏み台くらいの気持ちで良いんだと思って動いてほしいとは思います。


ただ自分達で作り出したグループへの新たな補強は、自分(=担当の子)が評価されるための的確な補強だという意識をファン含め持たないといけないなと常に感じる次第です。
だからHiHiにおける作ちゃん、7MENにおける矢花くんのように後から加えた人員(Love-tuneの後発三人も同様ですが)というのが、自分達を俯瞰してみて足りないところ、押し上げる部分を的確に埋められているチームは賢く生きていけるし、上を目指してほしいと思えるのかなとも思います。この点はグループ組んでの良いところだとも思います。
ところで、矢花くんはどうやって7MENに辿り着いたんでしょ?ご存じの方は是非。

結局はグループも個人戦も万歳なのですが、グループに拘りすぎて没個性になるのが詰まらないし、グループ内での決まり事だけでわちゃわちゃ盛り上がるベテランはいらんよなと思っちゃうってことです。


では、そもそもジャニーズのデビューは何だろうと。
勿論、ジャニーズの新グループとして世間様に出せる自信がある、自担のグループとして誇りの持てるグループとしてデビューしてほしいというそれぞれの願いはあるかと思います。
だからこそ、どこかの文春砲に弄ばれ、事務所からデビューできない旨を通達された上でも契約したグループはデビュー出来て…と恨み辛みを言うこともありますが、親玉が替われば何ちゃらっていうのは良くある話な訳で。

そもそもLove-tuneがデビューするには、親玉のお気に入りを圧倒的な差をつけるくらいの活躍をして初めて候補入りするレベルだと思うと、まあそれは無理だろうなと。
実力主義で相手を薙ぎ倒すくらいの勢いはあるグループだと思ってみてましたが、決して殿のために尽くします。というタイプではなく、殿から評価は受けづらい。そんな気しかしていませんでした。

生き方が下手といえばそこまでですが、器用に何でもこなすことで個人戦を乗り越えてきた最中の同士との出会い、同じ舟に乗れると信じた仲間と大海原へ勝負に出てみたい。なんていう仕事人たちを「you達面白いよ!」って言ってくれる人がいれば良かったのかもしれないとは思っちゃいますが。
勝ち馬に乗れないと判断したら事務所を辞めていた。と考えると遅かれ早かれこの事態は起こっていたんだろうなと。それか飼い殺し気味に数年待たされるなんてアホらしい事態になっていたのかも。

そういった点からある意味で前社長よりデビューというハードルは忠誠心という新要素がある分難しくなったなと感じるし、この会社で認められてデビューすることがそもそも目出度いことなのかという疑問すら覚えるようになってしまった感があります。


自分がデビューさせた、手に掛けたという形を見せつけるためのグループは世間から求められるのか。ジャニーズとして求められるブランドとは何ぞやというところについて新社長とは意見の相違が多々ありそうなので納得は一生いかないし、例え売れたとしても懐疑的に見てしまって楽しめないのには違いないかなと思います。
「jr.は個人戦。生存競争の場。」として観てきたはずなので、今回のこの形が正しかったのかということを問い続けたい。そんな気持ちでしかないです。


「ジャニーズっぽくない」という言葉を褒め言葉として捉えるジャニーズjr.は、何のためにこの会社に入ったのだろうと思いますし、CDデビューという形に問われない活躍をというのは、君たちの目標ってそこで合っていたっけ?と疑問を呈したくなる。
と最近のジャニーズにはブランドが瓦解され始めていると感じることしかありません。

そもそもはジャニーズとしてデビューしたのであれば、次のデビュー組を売るためにバックにjr.をつける事はmustな筈なのに、バックもほぼ付けず職人系ばかり置いて、キラキラの新星を推すに推せないなんていうのはもってのほかだと思います。

ジャニーズの型に填めたデビューをさせたいのか自分の手懐けた子を使いたいのか。YouTubeの再生回数が世間の評価と言うのであれば、一生YouTuberでもしてれば?と言いたくなるし、お気に入りを推したいなら露出を自分のコネで増やしただけじゃなく世間のジャニーズ像を壊さない推すための実績と結果を積み上げてからやってくれと呟きたくなる今日この頃です。


それなら自分達で道を切り開きたければ、他へどうぞと言われているのかなと思うと今般の退所はやはり間違っていなかったと思うし、Happyを生み出してくれるのであれば、7Orderについて行こうと改めて思い直した所存です。
ただ…舞台は、どうやったらうまくいくんだろうという不安しかないかな…。バンドみたいに曲書いて、唄って良い曲って判断はしやすくなくて成功の着地が見えない…。


今、ジャニーズjr.として活動してる子にも魅力的な子は沢山いますし、旬を逃しちゃいけない子が沢山溢れています。きっとHiHi Jetsや美少年は今出さないと出荷としては遅れますし、猛プッシュしているように見えている織山くんをそんなに推したいのなら、今すぐ織山くん中心の新グループを作って1年後にはデビューさせるくらいの勢いが欲しいです。
理想を言うのは簡単です。「ぼくのつくったオーダーがいちばんつよいんだ!」と野球ゲームをしている子供なら言えますから。それを具現化してファンを魅了する、ひいては世間にジャニーズとして認められるキラリと光るものを持たせることが出来るのがプロデューサーのお仕事かと。

皆に景色を見せたいなんて言いながら自分の成果の発表会としてファン全員から祝われないデビューをさせて、残されたグループのファンに対してこうなりたくないなら次はデビューさせるためにいっぱい再生させるんだ、買うんだ的な脅しを掛けるなんて既存層から搾り取るシステムでやっていけると思われると困るなと。先述の子達を含め、今いる手札をどう調理するかが大切なわけで。

ただここまでを見てるとその調理された結果よりは溢れ出た子達を拾い上げることでもしかしたら対抗軸としてやりあえるのでないか。賢いプロデューサーorセルフプロデュースが出来る子(グループ)ならそんな期待もしたりする今日この頃です。


ということでここらでHey!Say!JUMP的なごった煮デビューとかをされると戦国感万歳となりますが、お情けと実績作りのためのデビューを今後もコンスタントに見させられるならお役御免と冷めた目でお気に入りの子の最後までを見届けるのみに終始しようかと思う次第です。それくらいジャニーズjr.の行く末に対して不安に思うファンもいるとどこかのエリート上がりの社長様に知って貰えれば少しは長々と書いたかいもあるのかなと思ったりします。

大切な思い出を沢山くれた君へ

ジャニーズが好きの真田佑馬くんと同世代の20代後半になってしまった者です。
Hey!Say!JUMPのデビュー前からだからかれこれ12年近くジャニオタをやっていたりします。

そんな僕がジャニーズjr.という沼にドップリと浸かるのは、もう10年近く前の話になります。キッカケはLove-tune安井謙太郎くんでした。

その安井くんが今年3月末でジャニーズ事務所から卒業する事となりました。細々と途中様々な浮き沈みをしつつ、応援してきた同世代として約10年の思い出と伝えたい感謝の思いから長文を書き始めたものです。

あまりにも長くなってしまった雑文で、こんなジャニーズ好きな男もいるんだなと冷たい目で見られそうで書くのも嫌になってしまいました。
ただ、安井くんを観て楽しんできた10年近くには感謝しかないので、忘れたくない思い出たちを書き留めさせて貰います。


貴方に初めて出会ったのは、Hey!Say!JUMP目当てで観てた少クラでした。

当時は、高校生で自分より年上のジャニーズjr.は数多くいた気がします。ただ、何故かパッと見た瞬間に次のデビューはこの人、と頭に過った、そんな気がしました。

ちょっとだけさらに過去の話を。
ジャニーズjr.の存在を明確に意識し出したのがYa-Ya-yahだった山下翔央くん。過去形なのは、JUMPがデビューしてから見始めたから。勿論、KAT-TUNのバックで踊る今のキスマイやA.B.C-Z、JUMPの存在も知ってましたし、Ya-Ya-yahがやっていたテレ東の番組も観てました。

ただ、JUMPがデビューしてから彼の魅力に取り付かれたので、イメージは完全にソロ活動に近い状態でした。その中でA.B.C.に入って、HIGHER!FLY!を歌っている姿をみて安心したりもしましたが、常に居場所を探している姿に少し寂しくなったり、JUMP目当てで観てた百識や色んな番組に出てた翔央くんがある日姿を消した(退所した)のを観て、出来るだけこの世界には踏み出したくない。そんな事を思っていたはずでした。


そんな思い出がありながらも、安井くんのほぼ同世代とは思えない可愛らしい感じ(男子校で可愛いと言われてたって聞いたことがあった気が…物凄く納得です。)に後ろの方で踊っている姿を探し回るようになるのはすぐでした。

そんな貴方はjr.時代の殆どはいわゆる「無所属」なjr.でした。正直にいうと当時はグループがあるからみんな一緒じゃないと出れなくなると思っていた節もあったので、少クラを色んなバックで踊る姿を観れて幸せだなと思ってました。
でも、安井くんの輝きを一層増したと感じたのが「京本ライン」でした。

大我くんを中心に、高田くんや半澤くん、アンダーソン、仲田くん、如恵留くん、孝良くん(石川くんもいたはず!)と今考えたら高身長な面々に囲まれたグループで、色んなバックに付いていた頃、彼らの歌うperfectに魅了されました。
この京本ラインをキッカケにジャニーズjr.の他の子を覚えようとしたので今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

その姿を観ながら、あっ、安井くんの定住地はここなのかな?と少し安心したそんな気もした覚えがあります。
その後も着々と他のグループと同様に少クラでマイクを持たせてもらっていたり、MステでのNYC「よく遊びよく学べ」のバックで当時、一番推されだと思っていた「のんさな」の二人を差し置いて所謂ドセンに近いTVに一番映るところで踊る安井くんを観たときには、これは時代が来たと喜びました。
この頃には安井くんのデビューに向けた戦いがすぐそこにあるかの如く惑わされ、一喜一憂していました。


しかし、バカレア選抜中心に動いた頃から段々と京本ラインは活動が無くなりました。未だに京本ラインに若干の未練をもっている者としては、不満は無いことはないのですが、それでも貴方の出番が減ることはなかったですね。
深夜のジャニーズ買い取り枠ドラマに出て来て、踊れて歌えて演技もいけるじゃんとニコニコしてました。
どんなドラマでどんな役が与えられても完璧に仕事としてこなしてきました。嫌なヤツから、好い人感溢れまくった先輩まで。本当に幅広くこなしていて器用さを見せつけてくれました。特にスプラウトや49での好い人キャラがジャニーズjr.像としてある好い人安井くんにピッタリと思ってました。

その後、所謂、謎選抜での山田くんソロのバックで突然のフューチャーが行われ、踊ったりしてた時期もありました。あれは本当に謎だった。ただそこも長続きするわけではなかったので、安井くんはどこに落ち着くのだろうと徐々に不安になってもいました。
そんな状況を絶ちきるかのように安井くんの本領が発揮されたのは、司会業でした。
安井謙太郎を現すものとは何かと問われたらガムシャラだと思ってます。

番組が始まり、ふと気が付いたらほぼ司会のようなポジション。当時は他のjr.を見渡して、この中で仕切れるのは安井くんだけ。なんて盲目的に思っていましたが、当たり前のようにそのような評価を受けていたということは、きっと安井くんなら出来ると評価してる人が沢山いたのだと思います。

そんな期待にあっさりと応え、毎回代わる代わる出てくるjr.に対し、それぞれの特性を活かした上、出きる限り美味しい場面を作ってあげる。そんな事を平然とこなしてくれる安井くんを見て、やっぱり安井くんの周囲を観る力は凄いと思いました。
番組後半になり、他のjr.が後半になってから司会に回ることもありましたが、安井くんの安心感と対応力の高さは真似できるものではなかったですし、初めての○○をやらせるのは必ず安井くんだった。ということが何よりの信頼の証で、一視聴者として安心してみていられました。
その一方で、このポジションに留まり続けたらどうしようという不安にも苛まれました。ただこの不安はほんの一瞬で本人によって打ち消されました。

夏のイベント一年目のことでした。4チーム対抗の戦い。司会業だけで終わって、やっぱりこのポジションかと思っていたとき、来年は自分も出る気だっていうのを雑誌でみました。
本当は自分だって目立って美味しいところでシュートを打ちたかったはずだっていう思いが強く見られたとき、アイドルとしての安井くんをまだまだ捨てていない。そんな強さも垣間見えました。
そこで我慢して、誉めてくれるのは一部の人だけだって分かっていた筈なのにそのポジションを受け入れてくれた、そんな仕事人、安井謙太郎がカッコ良すぎでした。

2年目の夏イベント。チーム覇として漸くプレイヤーの姿を見せたとき。ガムシャラ特番でツラい姿を見せないで、楽しい姿を見せてチャラチャラしてるなって思わせとけば良いって言ってくれていました。アイドルに誇りを持っている感じた瞬間。ジャニーズってコレだよなと思うことを体現してくれるまさに仕事人でした。


そんな仕事人っぷりは、次にらじらーサタデーというラジオのお仕事までもたらしました。

きっと事務所が次世代として推したいのであろう高橋優斗くんと共に、お互いに喋った事もろくにないのにラジオのお仕事をブッキングする。これから売っていきたいアイドルの育成というハードルが高いお仕事だと思います。これもきっと安井くんなら出来るというもので、今では優斗くんは更に立派な好青年へと成長させてみせました。

よくラジオ内でも、優斗くんに悪影響及ぼすようなことするとジャニーさんに怒られるとネタにしてましたが、結構本気の部分もあったんだろうなと思っています。優斗くんがすくすくと真っ直ぐアイドル路線をひた走っているのは、安井くんという分かりやすい道しるべがいたから。そんな気がしてなりません。今ではトークの振り方まで似てきた気がしてます。駅のホームでずっと付き合ってくれる先輩、最高でしかないです。


そんな安井くんがずっと欲しがっていた定住地、グループが2016年に出来ました。
4人で活動してたグループにジャニーさんが与えてくれたLove-tuneというグループ名は本当に清らかでカッコいいと思いましたし、これで安井くんが幸せになってくれれば。そう願ってました。
正直、バンドに対するアレルギーが若干あったので、ジャニーズらしくいけば良いのにと思っていたこともありました。ただ、安井くんが突き進む道に間違いはないなと結果的には確信しました。

そして、そうじゃないという人も沢山いると思うし、そうであって欲しくないという人も沢山いると思いますが、少なくとも当初は安井くんがブレーンとして実権を握っていた、そんな気がしていますし、そんな安井くんに対して真正面からぶつかってくれる人たちが集まったんだろうなと思います。

的確すぎるメンバーの追加、他グループと比較したパフォーマンスの見せ方、全てが理にかなってる。そう思わせるところもこのグループを愛するようになった要因かも知れません。


育て上げたjr.の中でも一番最初からの付き合いであろう萩ちゃんという子雛を立派な一人前に成長させていった安井くん。美勇人くんという正反対なポジションにいながらもお互いを高め合う位置に連れていく間柄として割り切った安井くん。どちらかというと皆が触れにくいキャラだったさなじぃを、愛されキャラに変貌させた安井くん。
自分で生み出す力、ビジネス性が感じられる賢さが少ない今のjr.界で一際目立っていました。

さらにメンバー追加はかなりの爆発力を生みました。顕嵐ちゃんとモロとながつ。
この3人については語り始めたら洒落にならないので割愛しますが、この3人を追加する発想は身近にいる人じゃないと思い付かない策だと思います。

ましてや他のグループと兼任させて終いには選んだという体で奪い取る。こんなことをして良いのかと思う一方で、このグループ異動を偉い大人が考えて入れさせたのだとしたら、今すぐジャニーズ事務所の総指揮を握るべきだと思いますし、こういう人がデビューグループを作れば面白いグループが出来るはず。それくらい衝撃度の高いメンバー編成でした。
今、巷で流行りのSnow Manの増員はあくまでもトップダウン感がありありですし、隣の芝生を青く見させる。上を目指そうとする。そういう巧みさが感じられません。
かなり残酷な引っ張りをしていて、色々な批判を浴びながらもこれで良いと思えたのは、グループを牽引する安井くんの存在が明確に何をしたいかを見せてくれるから。それだけでした。
貴方なら着実に布石を打ってデビューへと導いてくれるそんな思いしかなかったです。


そしてサマステを経て、Love-tune live 2017と順調にステップアップしていき、キンプリの次は狙えるなんて欲まで一ファンとして欲が出て来てました。
美勇人くんデザインのTシャツは本当に欲しかったな~。そう思わせるグッズを作る辺りも上手だなと思います。

そんな中、不穏な空気を感じ始めたのが、年末のカウントダウンに呼ばれなかった辺りから。きっと偉い人に嫌われたの…?踊れないからね~。なんて気楽に考えていたら、YouTubeのjr.チャンネルに呼ばれない。そんな姿をみて不味いな…なんて思い始めました。
ただきっとグループとしての策があるはずだと思いましたし、そう信じられたのも安井くんという存在がいたからでした。その信じる気持ちは今も変わっていないところです。


そして最後の表舞台となったjr.祭り単独公演。初めて生で安井くんの姿を見ることになりました。結果的に最初で最後のジャニーズとしての姿となりそうです。
一番好きなjr.は安井くんで無くなっていた時代もずっと安井くんの幸せを願っていた、安井くんにどこかの人気メンバーのデビューの時に紐付きででも何でも良いからデビューという夢を叶えて欲しい。そう願っていた者として、あの公演で本当に輝く姿を観れたのは本当に嬉しくて堪らなかった。

だからこそ公演での今までの集大成かのような楽曲の並びが高揚感、満足感と共にこれでお別れなのかなという不安感に襲われたそんな気がしていました。

その後は知っての通り。
それでも安井くんは何事からも逃げずにいた姿はやっぱり安井くんは変わらないなと安心できましたし、そんな安井くんの姿を最後まで見続けることが出来たのは誇らしいことだと思ってます。
本来は自分から言いにくいこともきちんと言葉で伝えてくれる。それが安井くんの選んだ道なら大丈夫と声を掛けてあげたい気持ちでいっぱいでした。
そして我々ファンにもお別れを明確に言える機会を作ってくれて本当にありがたい限りでした。


長々と書きましたが、最後に。
貴方が居たからジャニーズjr.という1つの長い長い舞台を応援し続けることが出来ました。貴方が幸せになってくれることが何よりの嬉しさになっていました。いつかジャニーズで頂点を取るグループを牽引していって欲しい、そう願ってました。
でも、あなたの選んだ道なら間違いはない。そう思えるのもこれまで数多も見せてくれたあなたの姿からくる信頼です。
きっと次の世界でも光輝く存在になってくれるはず。そう信じてます。


誰かと同じスピードじゃ追い付けないほどの速さで、忘れない思い出を君がくれた。そんな君に言葉にして今伝えたいのは、大好きだよ!


残り一ヶ月と少し。らじらーを優斗くんと最後まで走りきってください。夕張で、これまでのご褒美として主演作品を見せつけてきてください。
そんな姿を遠巻きに応援し続けています。