my shinning star's

とある方への感謝の想いを書き綴ります。

大切な思い出を沢山くれた君へ

ジャニーズが好きの真田佑馬くんと同世代の20代後半になってしまった者です。
Hey!Say!JUMPのデビュー前からだからかれこれ12年近くジャニオタをやっていたりします。

そんな僕がジャニーズjr.という沼にドップリと浸かるのは、もう10年近く前の話になります。キッカケはLove-tune安井謙太郎くんでした。

その安井くんが今年3月末でジャニーズ事務所から卒業する事となりました。細々と途中様々な浮き沈みをしつつ、応援してきた同世代として約10年の思い出と伝えたい感謝の思いから長文を書き始めたものです。

あまりにも長くなってしまった雑文で、こんなジャニーズ好きな男もいるんだなと冷たい目で見られそうで書くのも嫌になってしまいました。
ただ、安井くんを観て楽しんできた10年近くには感謝しかないので、忘れたくない思い出たちを書き留めさせて貰います。


貴方に初めて出会ったのは、Hey!Say!JUMP目当てで観てた少クラでした。

当時は、高校生で自分より年上のジャニーズjr.は数多くいた気がします。ただ、何故かパッと見た瞬間に次のデビューはこの人、と頭に過った、そんな気がしました。

ちょっとだけさらに過去の話を。
ジャニーズjr.の存在を明確に意識し出したのがYa-Ya-yahだった山下翔央くん。過去形なのは、JUMPがデビューしてから見始めたから。勿論、KAT-TUNのバックで踊る今のキスマイやA.B.C-Z、JUMPの存在も知ってましたし、Ya-Ya-yahがやっていたテレ東の番組も観てました。

ただ、JUMPがデビューしてから彼の魅力に取り付かれたので、イメージは完全にソロ活動に近い状態でした。その中でA.B.C.に入って、HIGHER!FLY!を歌っている姿をみて安心したりもしましたが、常に居場所を探している姿に少し寂しくなったり、JUMP目当てで観てた百識や色んな番組に出てた翔央くんがある日姿を消した(退所した)のを観て、出来るだけこの世界には踏み出したくない。そんな事を思っていたはずでした。


そんな思い出がありながらも、安井くんのほぼ同世代とは思えない可愛らしい感じ(男子校で可愛いと言われてたって聞いたことがあった気が…物凄く納得です。)に後ろの方で踊っている姿を探し回るようになるのはすぐでした。

そんな貴方はjr.時代の殆どはいわゆる「無所属」なjr.でした。正直にいうと当時はグループがあるからみんな一緒じゃないと出れなくなると思っていた節もあったので、少クラを色んなバックで踊る姿を観れて幸せだなと思ってました。
でも、安井くんの輝きを一層増したと感じたのが「京本ライン」でした。

大我くんを中心に、高田くんや半澤くん、アンダーソン、仲田くん、如恵留くん、孝良くん(石川くんもいたはず!)と今考えたら高身長な面々に囲まれたグループで、色んなバックに付いていた頃、彼らの歌うperfectに魅了されました。
この京本ラインをキッカケにジャニーズjr.の他の子を覚えようとしたので今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

その姿を観ながら、あっ、安井くんの定住地はここなのかな?と少し安心したそんな気もした覚えがあります。
その後も着々と他のグループと同様に少クラでマイクを持たせてもらっていたり、MステでのNYC「よく遊びよく学べ」のバックで当時、一番推されだと思っていた「のんさな」の二人を差し置いて所謂ドセンに近いTVに一番映るところで踊る安井くんを観たときには、これは時代が来たと喜びました。
この頃には安井くんのデビューに向けた戦いがすぐそこにあるかの如く惑わされ、一喜一憂していました。


しかし、バカレア選抜中心に動いた頃から段々と京本ラインは活動が無くなりました。未だに京本ラインに若干の未練をもっている者としては、不満は無いことはないのですが、それでも貴方の出番が減ることはなかったですね。
深夜のジャニーズ買い取り枠ドラマに出て来て、踊れて歌えて演技もいけるじゃんとニコニコしてました。
どんなドラマでどんな役が与えられても完璧に仕事としてこなしてきました。嫌なヤツから、好い人感溢れまくった先輩まで。本当に幅広くこなしていて器用さを見せつけてくれました。特にスプラウトや49での好い人キャラがジャニーズjr.像としてある好い人安井くんにピッタリと思ってました。

その後、所謂、謎選抜での山田くんソロのバックで突然のフューチャーが行われ、踊ったりしてた時期もありました。あれは本当に謎だった。ただそこも長続きするわけではなかったので、安井くんはどこに落ち着くのだろうと徐々に不安になってもいました。
そんな状況を絶ちきるかのように安井くんの本領が発揮されたのは、司会業でした。
安井謙太郎を現すものとは何かと問われたらガムシャラだと思ってます。

番組が始まり、ふと気が付いたらほぼ司会のようなポジション。当時は他のjr.を見渡して、この中で仕切れるのは安井くんだけ。なんて盲目的に思っていましたが、当たり前のようにそのような評価を受けていたということは、きっと安井くんなら出来ると評価してる人が沢山いたのだと思います。

そんな期待にあっさりと応え、毎回代わる代わる出てくるjr.に対し、それぞれの特性を活かした上、出きる限り美味しい場面を作ってあげる。そんな事を平然とこなしてくれる安井くんを見て、やっぱり安井くんの周囲を観る力は凄いと思いました。
番組後半になり、他のjr.が後半になってから司会に回ることもありましたが、安井くんの安心感と対応力の高さは真似できるものではなかったですし、初めての○○をやらせるのは必ず安井くんだった。ということが何よりの信頼の証で、一視聴者として安心してみていられました。
その一方で、このポジションに留まり続けたらどうしようという不安にも苛まれました。ただこの不安はほんの一瞬で本人によって打ち消されました。

夏のイベント一年目のことでした。4チーム対抗の戦い。司会業だけで終わって、やっぱりこのポジションかと思っていたとき、来年は自分も出る気だっていうのを雑誌でみました。
本当は自分だって目立って美味しいところでシュートを打ちたかったはずだっていう思いが強く見られたとき、アイドルとしての安井くんをまだまだ捨てていない。そんな強さも垣間見えました。
そこで我慢して、誉めてくれるのは一部の人だけだって分かっていた筈なのにそのポジションを受け入れてくれた、そんな仕事人、安井謙太郎がカッコ良すぎでした。

2年目の夏イベント。チーム覇として漸くプレイヤーの姿を見せたとき。ガムシャラ特番でツラい姿を見せないで、楽しい姿を見せてチャラチャラしてるなって思わせとけば良いって言ってくれていました。アイドルに誇りを持っている感じた瞬間。ジャニーズってコレだよなと思うことを体現してくれるまさに仕事人でした。


そんな仕事人っぷりは、次にらじらーサタデーというラジオのお仕事までもたらしました。

きっと事務所が次世代として推したいのであろう高橋優斗くんと共に、お互いに喋った事もろくにないのにラジオのお仕事をブッキングする。これから売っていきたいアイドルの育成というハードルが高いお仕事だと思います。これもきっと安井くんなら出来るというもので、今では優斗くんは更に立派な好青年へと成長させてみせました。

よくラジオ内でも、優斗くんに悪影響及ぼすようなことするとジャニーさんに怒られるとネタにしてましたが、結構本気の部分もあったんだろうなと思っています。優斗くんがすくすくと真っ直ぐアイドル路線をひた走っているのは、安井くんという分かりやすい道しるべがいたから。そんな気がしてなりません。今ではトークの振り方まで似てきた気がしてます。駅のホームでずっと付き合ってくれる先輩、最高でしかないです。


そんな安井くんがずっと欲しがっていた定住地、グループが2016年に出来ました。
4人で活動してたグループにジャニーさんが与えてくれたLove-tuneというグループ名は本当に清らかでカッコいいと思いましたし、これで安井くんが幸せになってくれれば。そう願ってました。
正直、バンドに対するアレルギーが若干あったので、ジャニーズらしくいけば良いのにと思っていたこともありました。ただ、安井くんが突き進む道に間違いはないなと結果的には確信しました。

そして、そうじゃないという人も沢山いると思うし、そうであって欲しくないという人も沢山いると思いますが、少なくとも当初は安井くんがブレーンとして実権を握っていた、そんな気がしていますし、そんな安井くんに対して真正面からぶつかってくれる人たちが集まったんだろうなと思います。

的確すぎるメンバーの追加、他グループと比較したパフォーマンスの見せ方、全てが理にかなってる。そう思わせるところもこのグループを愛するようになった要因かも知れません。


育て上げたjr.の中でも一番最初からの付き合いであろう萩ちゃんという子雛を立派な一人前に成長させていった安井くん。美勇人くんという正反対なポジションにいながらもお互いを高め合う位置に連れていく間柄として割り切った安井くん。どちらかというと皆が触れにくいキャラだったさなじぃを、愛されキャラに変貌させた安井くん。
自分で生み出す力、ビジネス性が感じられる賢さが少ない今のjr.界で一際目立っていました。

さらにメンバー追加はかなりの爆発力を生みました。顕嵐ちゃんとモロとながつ。
この3人については語り始めたら洒落にならないので割愛しますが、この3人を追加する発想は身近にいる人じゃないと思い付かない策だと思います。

ましてや他のグループと兼任させて終いには選んだという体で奪い取る。こんなことをして良いのかと思う一方で、このグループ異動を偉い大人が考えて入れさせたのだとしたら、今すぐジャニーズ事務所の総指揮を握るべきだと思いますし、こういう人がデビューグループを作れば面白いグループが出来るはず。それくらい衝撃度の高いメンバー編成でした。
今、巷で流行りのSnow Manの増員はあくまでもトップダウン感がありありですし、隣の芝生を青く見させる。上を目指そうとする。そういう巧みさが感じられません。
かなり残酷な引っ張りをしていて、色々な批判を浴びながらもこれで良いと思えたのは、グループを牽引する安井くんの存在が明確に何をしたいかを見せてくれるから。それだけでした。
貴方なら着実に布石を打ってデビューへと導いてくれるそんな思いしかなかったです。


そしてサマステを経て、Love-tune live 2017と順調にステップアップしていき、キンプリの次は狙えるなんて欲まで一ファンとして欲が出て来てました。
美勇人くんデザインのTシャツは本当に欲しかったな~。そう思わせるグッズを作る辺りも上手だなと思います。

そんな中、不穏な空気を感じ始めたのが、年末のカウントダウンに呼ばれなかった辺りから。きっと偉い人に嫌われたの…?踊れないからね~。なんて気楽に考えていたら、YouTubeのjr.チャンネルに呼ばれない。そんな姿をみて不味いな…なんて思い始めました。
ただきっとグループとしての策があるはずだと思いましたし、そう信じられたのも安井くんという存在がいたからでした。その信じる気持ちは今も変わっていないところです。


そして最後の表舞台となったjr.祭り単独公演。初めて生で安井くんの姿を見ることになりました。結果的に最初で最後のジャニーズとしての姿となりそうです。
一番好きなjr.は安井くんで無くなっていた時代もずっと安井くんの幸せを願っていた、安井くんにどこかの人気メンバーのデビューの時に紐付きででも何でも良いからデビューという夢を叶えて欲しい。そう願っていた者として、あの公演で本当に輝く姿を観れたのは本当に嬉しくて堪らなかった。

だからこそ公演での今までの集大成かのような楽曲の並びが高揚感、満足感と共にこれでお別れなのかなという不安感に襲われたそんな気がしていました。

その後は知っての通り。
それでも安井くんは何事からも逃げずにいた姿はやっぱり安井くんは変わらないなと安心できましたし、そんな安井くんの姿を最後まで見続けることが出来たのは誇らしいことだと思ってます。
本来は自分から言いにくいこともきちんと言葉で伝えてくれる。それが安井くんの選んだ道なら大丈夫と声を掛けてあげたい気持ちでいっぱいでした。
そして我々ファンにもお別れを明確に言える機会を作ってくれて本当にありがたい限りでした。


長々と書きましたが、最後に。
貴方が居たからジャニーズjr.という1つの長い長い舞台を応援し続けることが出来ました。貴方が幸せになってくれることが何よりの嬉しさになっていました。いつかジャニーズで頂点を取るグループを牽引していって欲しい、そう願ってました。
でも、あなたの選んだ道なら間違いはない。そう思えるのもこれまで数多も見せてくれたあなたの姿からくる信頼です。
きっと次の世界でも光輝く存在になってくれるはず。そう信じてます。


誰かと同じスピードじゃ追い付けないほどの速さで、忘れない思い出を君がくれた。そんな君に言葉にして今伝えたいのは、大好きだよ!


残り一ヶ月と少し。らじらーを優斗くんと最後まで走りきってください。夕張で、これまでのご褒美として主演作品を見せつけてきてください。
そんな姿を遠巻きに応援し続けています。