my shinning star's

とある方への感謝の想いを書き綴ります。

現体制でジャニーズjr.の出口はどこにあるのかを大真面目に考えてみた件

Love-tuneへの、というより安井くんへの有らん限りの感謝の念を届けたく書いた前回。
あれから3/31に無事、というか何も起こらずにジャニーズ事務所を退所し、7order projectとして7人での活動が戻ってきました。

衝撃だったのは、安井くんが手塩にかけ大切にしていた優斗くんまでもらじらーから降ろしたこと。そりゃ彼が出ていたら安井くんを忘れられないでしょうし、二人まとめて降ろさないと説明しづらいとは思いますが、だからといってこれだけ喋れるようになった人材を少クラのザクッとした仕切りだけ(しかも何故か大昇とのセット売り…)しかさせないなんて勿体無さすぎる!
と言ったらこれだけで数時間は語れる気がするので、これはまた別に。
でも、これだけは。優斗くん頑張れ。君はジャニーズのトップを狙える話芸を目指すんだ!

そして7order projectとしては、正直、バラエティ1本(何の障壁もなくお仕事を頂けた現実に驚きと感謝は物凄くしてます)しか始まっていないことになかなか進まないなと思いつつも、ジャニーズブランドで無い彼らをお触りし放題的な所謂地下アイドルをしている姿をみたくなければそんな扱いで見たくないからこの露出くらいでちょうど良いのかな、なんていうモヤモヤした気分になってしまうことも有ったのですが、Make Happy Orderということで彼らの作る今を全力で楽しんでいる次第です。

ということで、7orderについては舞台を観てまたウダウダと感想を書きたくなったら書くかと思いますが、今日は「ジャニーズからCDデビュー」というフレーズが聞こえてきたので、ジャニーズ事務所におけるデビュー・ジャニーズjr.の出口とは何なのかと改めて考えてみました。

ここまでもかなり長いフリになっている通り、相も変わらず長いので、お付き合い戴ける方は申し訳ございません。



まず始めに、かれこれ10数年はジャニーズjr.の生存競争を観てきた中で今が最もと言い切って良いくらいグループが作られていることは間違いないかと思っています。

今回デビューできた二組は勿論、トラジャやHiHi、美少年、7MEN、少年忍者にjr.SPまでと関東の若手?と言われる辺りだけでもこれだけいて、さらになにわ男子を中心とした関西勢まで。
この数をアイドルとして管理できて平等に推せる事務所がもしあるようなら、そこはきっと天国ですし、100人中99人はその事務所に入ると言うでしょう。

グループ結成は1つの安住地を手に入れた気分になるし、ここで共存しながらグループとして高め合っていくことでデビューが近付く。そんな流れが一般化されてるからこそ増やしているのかなとも思います。


ただ、ここ数年で一番jr.界隈が面白かったのは、キンプリ以外全員ソロ状況だった2014~2015年頃と断言できます。
(当時からトラジャは居ましたがあくまでも舞台だけで、少クラとかでは出番の有無含め結構シビアに個人戦だったイメージで語っています。)

勿論、仲良しこよしでやることは否定しませんし、何ならLove-tuneという箱推し(今はHiHiも箱推ししてるくらいです)をしている時点でそんなこと思ってないじゃないかと言われそうですが、本来あるべきjr.の姿は、「jr.は個人戦」という思いをもって最後は出し抜くくらいの気概を持つべきだと考えます。


何のためにジャニーズ事務所に入所したか。デビューするため。と答えるのであればグループに拘るよりも自分がデビューするのに最短の策を講じるのが正しい振る舞いだと思いますし、同じグループに拘ってチャンスを失うよりは、ここぞのタイミングで勝ち馬に乗るのが一番だと思っています。
ころころグループが変わる子はそれだけスペックがあるもしくは勘の良い子で生き残れる子だと思いますし、今回のデビュー発表で一番上手いことやったのは目黒くんや向井くんで、好い人とドライな一面を両方持ち合わせている一番正しいジャニーズjr.の生き方だなと。

だからこそグループで見られないと評価されにくい今ならば、グループが無い子は寄せ集めでも出来ることを見つけてグループを作り、次へのステップアップを図る。その為の踏み台くらいの気持ちで良いんだと思って動いてほしいとは思います。


ただ自分達で作り出したグループへの新たな補強は、自分(=担当の子)が評価されるための的確な補強だという意識をファン含め持たないといけないなと常に感じる次第です。
だからHiHiにおける作ちゃん、7MENにおける矢花くんのように後から加えた人員(Love-tuneの後発三人も同様ですが)というのが、自分達を俯瞰してみて足りないところ、押し上げる部分を的確に埋められているチームは賢く生きていけるし、上を目指してほしいと思えるのかなとも思います。この点はグループ組んでの良いところだとも思います。
ところで、矢花くんはどうやって7MENに辿り着いたんでしょ?ご存じの方は是非。

結局はグループも個人戦も万歳なのですが、グループに拘りすぎて没個性になるのが詰まらないし、グループ内での決まり事だけでわちゃわちゃ盛り上がるベテランはいらんよなと思っちゃうってことです。


では、そもそもジャニーズのデビューは何だろうと。
勿論、ジャニーズの新グループとして世間様に出せる自信がある、自担のグループとして誇りの持てるグループとしてデビューしてほしいというそれぞれの願いはあるかと思います。
だからこそ、どこかの文春砲に弄ばれ、事務所からデビューできない旨を通達された上でも契約したグループはデビュー出来て…と恨み辛みを言うこともありますが、親玉が替われば何ちゃらっていうのは良くある話な訳で。

そもそもLove-tuneがデビューするには、親玉のお気に入りを圧倒的な差をつけるくらいの活躍をして初めて候補入りするレベルだと思うと、まあそれは無理だろうなと。
実力主義で相手を薙ぎ倒すくらいの勢いはあるグループだと思ってみてましたが、決して殿のために尽くします。というタイプではなく、殿から評価は受けづらい。そんな気しかしていませんでした。

生き方が下手といえばそこまでですが、器用に何でもこなすことで個人戦を乗り越えてきた最中の同士との出会い、同じ舟に乗れると信じた仲間と大海原へ勝負に出てみたい。なんていう仕事人たちを「you達面白いよ!」って言ってくれる人がいれば良かったのかもしれないとは思っちゃいますが。
勝ち馬に乗れないと判断したら事務所を辞めていた。と考えると遅かれ早かれこの事態は起こっていたんだろうなと。それか飼い殺し気味に数年待たされるなんてアホらしい事態になっていたのかも。

そういった点からある意味で前社長よりデビューというハードルは忠誠心という新要素がある分難しくなったなと感じるし、この会社で認められてデビューすることがそもそも目出度いことなのかという疑問すら覚えるようになってしまった感があります。


自分がデビューさせた、手に掛けたという形を見せつけるためのグループは世間から求められるのか。ジャニーズとして求められるブランドとは何ぞやというところについて新社長とは意見の相違が多々ありそうなので納得は一生いかないし、例え売れたとしても懐疑的に見てしまって楽しめないのには違いないかなと思います。
「jr.は個人戦。生存競争の場。」として観てきたはずなので、今回のこの形が正しかったのかということを問い続けたい。そんな気持ちでしかないです。


「ジャニーズっぽくない」という言葉を褒め言葉として捉えるジャニーズjr.は、何のためにこの会社に入ったのだろうと思いますし、CDデビューという形に問われない活躍をというのは、君たちの目標ってそこで合っていたっけ?と疑問を呈したくなる。
と最近のジャニーズにはブランドが瓦解され始めていると感じることしかありません。

そもそもはジャニーズとしてデビューしたのであれば、次のデビュー組を売るためにバックにjr.をつける事はmustな筈なのに、バックもほぼ付けず職人系ばかり置いて、キラキラの新星を推すに推せないなんていうのはもってのほかだと思います。

ジャニーズの型に填めたデビューをさせたいのか自分の手懐けた子を使いたいのか。YouTubeの再生回数が世間の評価と言うのであれば、一生YouTuberでもしてれば?と言いたくなるし、お気に入りを推したいなら露出を自分のコネで増やしただけじゃなく世間のジャニーズ像を壊さない推すための実績と結果を積み上げてからやってくれと呟きたくなる今日この頃です。


それなら自分達で道を切り開きたければ、他へどうぞと言われているのかなと思うと今般の退所はやはり間違っていなかったと思うし、Happyを生み出してくれるのであれば、7Orderについて行こうと改めて思い直した所存です。
ただ…舞台は、どうやったらうまくいくんだろうという不安しかないかな…。バンドみたいに曲書いて、唄って良い曲って判断はしやすくなくて成功の着地が見えない…。


今、ジャニーズjr.として活動してる子にも魅力的な子は沢山いますし、旬を逃しちゃいけない子が沢山溢れています。きっとHiHi Jetsや美少年は今出さないと出荷としては遅れますし、猛プッシュしているように見えている織山くんをそんなに推したいのなら、今すぐ織山くん中心の新グループを作って1年後にはデビューさせるくらいの勢いが欲しいです。
理想を言うのは簡単です。「ぼくのつくったオーダーがいちばんつよいんだ!」と野球ゲームをしている子供なら言えますから。それを具現化してファンを魅了する、ひいては世間にジャニーズとして認められるキラリと光るものを持たせることが出来るのがプロデューサーのお仕事かと。

皆に景色を見せたいなんて言いながら自分の成果の発表会としてファン全員から祝われないデビューをさせて、残されたグループのファンに対してこうなりたくないなら次はデビューさせるためにいっぱい再生させるんだ、買うんだ的な脅しを掛けるなんて既存層から搾り取るシステムでやっていけると思われると困るなと。先述の子達を含め、今いる手札をどう調理するかが大切なわけで。

ただここまでを見てるとその調理された結果よりは溢れ出た子達を拾い上げることでもしかしたら対抗軸としてやりあえるのでないか。賢いプロデューサーorセルフプロデュースが出来る子(グループ)ならそんな期待もしたりする今日この頃です。


ということでここらでHey!Say!JUMP的なごった煮デビューとかをされると戦国感万歳となりますが、お情けと実績作りのためのデビューを今後もコンスタントに見させられるならお役御免と冷めた目でお気に入りの子の最後までを見届けるのみに終始しようかと思う次第です。それくらいジャニーズjr.の行く末に対して不安に思うファンもいるとどこかのエリート上がりの社長様に知って貰えれば少しは長々と書いたかいもあるのかなと思ったりします。